TATTOO | 風のチェルシー~80年代思い出話~

TATTOO

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中森明菜「TATTOO」

こないだの「バク天」 で友近さんが
当時の明菜ちゃんの衣装を着たい!ってんで
ダイエットしていましたが、
その衣装のウエストは52センチ。とんでもないです。

「難破船」でどこまでも沈んでいき、
「AL-MAUJ」で異国へ旅立ってしまい、
次はどこへ行くのかと思ったら、
重苦しかった衣装を脱ぎ捨て、
ぱっつんぱっつんのミニスカートで激しく歌い踊りだしました。
時代はワンレンボディコン、扇を振ってお立ち台な頃でしたが、
明菜ちゃんがボディコンを着ても下品にならないところはさすがですね。

激しいイントロからしてインパクトのある作品ですが、
作家陣は全然知らない人です。
もしかしたら、どこかの筋では有名なのかもしれませんが…。
明菜ちゃんは最初のころは、
来生家だとか高中正義、井上陽水などといった
「大物」を起用していましたが、ある時期から、
あまりメジャーでない方を起用するようになってきました。
きっと明菜ちゃんが「与えられた作品」ではなく、
「選んだ作品」を歌うようになったのかと。
メイクや振り付けも自分ですると聞いたことがあります。
自分で作詞作曲はしないけれども、充分セルフプロデュース。
この「TATTOO」も見事成功しているといえるでしょう。

…それにしても、こないだテレビで見た明菜ちゃん、やせすぎです。
ウエスト52センチどころじゃないというカンジで。
ただやせているだけではTATTOOの衣装は似合わないんだろうな、
と、しみじみ思ったものでした。