セーラー服と機関銃 | 風のチェルシー~80年代思い出話~

セーラー服と機関銃

セーラー服と機関銃


薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」
映画「セーラー服と機関銃」主題歌

タイトルの偉大なる勝利だなと思いますね。
そして、お嬢様然とした薬師丸ひろ子がヤクザの組長。
相反の美とでも申しましょうか。
いえね、私、最近着物に凝ってまして、
着物と帯、小物の組み合わせで「反対色を合わせる」というのが、
新鮮だったもんで。洋服だと、同系色で無難にまとめてばかりだったので、
着物だと多少の無茶が逆にコラボレーションでグルーブ感を…やめときます。

映画は見ていないのですが、
機関銃ズドドドッの後、「カ・イ・カ・ン…」とつぶやく彼女の姿は覚えています。
そして、ほとんど棒読みのような歌。以前にも彼女の記事で書いたと思うのですが、
アイドルとは一線を画く、その存在感に圧倒されたものです。

来生たかお氏がこの曲を「夢の途中」というタイトルで
セルフカバーしています。さすがにセーラー服じゃダメか。
こっちも程よい棒読みボイスで、味わいがあります。

さよならは 別れの言葉じゃなくて
ふたたび会うまでの 遠い約束

そうはいっても、

花に嵐のたとえもあるぞ、さよならだけが人生だ。
もう玉置さんに会うこともなかろうて。