風のチェルシー~80年代思い出話~ -19ページ目

Rock'n Rouge











松田聖子「Rock'n Rouge」
1984年 3/22 OAの第1位

昨日に引き続き、カネボウ春のキャンペーンソング。


作詞は松本隆、作曲は呉田軽穂。
聖子ちゃんといえば…のふたりですね。
もちろん他にもいらっしゃいますけど。

個人的な趣味は別として、
聖子ちゃんの「かわいさ」を最大限に引き出していたのは
このコンビなのではないかと思います。

もちろん感じ方は人それぞれですけどね。


Pure Pure Lips 待ってて Please


もうね、ぴゅあぴゅあ言わせたら
聖子ちゃんの右に出るものはいないんじゃないかと。


君がス・ス・スキだと 急に もつれないで
とーきは逃げな・い・わ もっとスローに さ・さ・や・い・てー


参りました。

(*´∇`*)

こんな顔になっちまいます。

春咲小紅

 








矢野顕子「春咲小紅」
1981年 3/19 OAの第5位

80年代の歌謡曲を語るのにはずせないのは
化粧品キャンペーンソング
この曲も、カネボウ春のキャンペーンソングでした。

今の時期にぴったりですね。

神戸出身の友人がポートピア博覧会で使われていたと
教えてくれました。


ほーら 春先 神戸に 見に 見に 見に来てね~♪


この話を聞いたとき、
「おぉ!この曲を選んだ人はすごい!!」などと思ったものですが、
冷静に考えるとそれも考慮に入れて作ったんだろうなと。
作詞は糸井重里氏。


…ですが、今調べてみたら、ガセという話も。
真意のほどは分かりませんが、この話を聞いてからは
私のなかではすっかり「神戸に」と聞こえてしまいます。

「ザ・ベストテン」を振り返るときに、この曲に関しては
「バックに教授とユキヒロが!」という語り草(大村憲司氏もいた?)。

この頃、矢野さんは坂本龍一氏とラブラブでした。翌年結婚。
その後は…。

以前、矢野さんのコンサートに行ったことがあります。
いちばん前の席だったのですが(プチ自慢)、
あまりの神々しさに過呼吸になってしまい、
つらかったものでした。

My Revolution

 








渡辺美里「My Revolution」
1986年 3/20 OAの第3位。

TBS系ドラマ「セーラー服通り」主題歌。
主演は石野陽子さん。

この曲でブレイクした渡辺さんですが、
テレビ出演は少なく、アイドル的な売り方ではありませんでした。
「明星」じゃなくて「GB」、みたいな。
周りの大人たちはそのルックスを生かした
売り方をしたかったようなのですが、渡辺さん自身がそれを拒んだとか。
その判断は間違っていなかったように思えます。

それにしてもこの曲のバランスは最強ですね。
共感・応援系の歌詞、聴きやすい小室哲哉の曲、
そして渡辺さんの透き通った歌声。
悩み多い若者にはたまらんでしょう。

年食ってくると、ちょっとヒキますけどね。そんなことないですか。

私もヨゴレたな…。

ちなみにこの曲、1998年に猿岩石がカバーしていました。
猿岩石…このいたたまれなさはなんでしょうか。
テツandトモの「最初から今まで」カバーもそれに通じるものがあります。
トモ氏の歌声は好きなのですが。あー。もう痛々しい。栄枯盛衰。閑話休題。

渡辺さんといえば、西武球場。今はドームですか。
なんかもう、後に引けなくなってるかのような印象を受けますが、
実際、観客数はどれぐらいのものなのでしょうね。
大きなお世話ですが、少し心配になったりさえします。

※追記(4/23)
今年で西武ドームは終了だそうです。

愛が止まらない












Wink「愛が止まらない」
1989年 3/16 OAの第2位。

カイリー・ミノーグ「TURN IT INTO LOVE」が原曲。

私は芸能界の裏情報だとか掟だとか、
そういったことはよく分からないのですが、
このWinkのブレイクは奇跡的だったとよく言われます。

それまでのアイドルとは違う雰囲気がありました。

ハキハキしてないし、笑わない。
けれども、それが本当にお人形さんみたいで、かわいかった。
無表情で歌い、踊るさまはオルゴール人形みたいだった。

…ですが、どうしても「やまだかつてないWINK」が浮かんでしまいます。

さよならだけど さよならじゃない♪
作曲はKANです。しーんぱーい、ないからね♪

相田翔子さんはバラエティーで意外な才能というか天然ぶりを発揮、
鈴木早智子さんは女優だかなんだか、最近は脱ぎつつあります。
ついでに、山田邦子さんはテレビの司会でときどき見かけます。
教育テレビの「いろはに邦楽」はたまに見てます。
横山知枝さんもいろいろがんばっているようです。

ウェディング・ベル

 








シュガー「ウェディング・ベル」
1982年 3/18 OAの第6位。

女性3人組のバンド。かわいい高音のコーラス。

それまでなかった形態でおもしろいなと思ったものです。


ですが、この歌の詞は、
以前の彼氏の結婚式に呼ばれた女性の恨み節(くたばっちまえ!アーメン)であり、

シュガーの皆さんもアイドルという
お年でもビジュアルでもなかったこともあり、なにやらトウが立っている。
(シュガーという名前も「しおらしくない」という意味からきているとか)

なんか難しいものがあったような気がします。


結局この曲限りであまり見かけなくなってしまったような気がします。
実は「ウェディング・ベルII」もリリースされていたんですけどね。


メンバーの毛利さんが、出産時に亡くなられたというニュースが流れたのは
この曲から8年後のことでした。


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