街角トワイライト
シャネルズ「街角トワイライト」
1981年 3/12 OAの第1位
このサイトの資料として使っている本に
「活動休止後、久しぶりの登場」とあったので、
何事かと調べてみたら、
メンバー10人のうち5人が昭和55年3月、
コンサートの主催者から謝礼として16歳の少女2人の提供を受け、
埼玉県内のホテルでわいせつ行為をしていたことが発覚。
県青少年愛護条例違反で書類送検された(ZAKZAK)。
とのことでした。
謹慎期間は半年だったそうです。今だったら、再起不能でしょうけど。
ちなみに、この事件には、
田代メンバーはかかわっていなかったらしいです。
個人的にはシャネルズのビジュアル(黒塗り)が
子供心にどうも受け付けませんでした。
愛は心の仕事です
ラ・ムー「愛は心の仕事です」
1988年 3/10 OAの第9位。
日本のロック史に燦然と輝く、
菊池桃子がヴォーカルを務めた人気ロックバンド。
…ということにしておきましょうか。
人気アイドルだった桃子さんが記者会見を開いて
「ロックやります」
と宣言。そこで結成されたのがラ・ムーでした。
いったいこれは、桃子さんの意思だったのか、
周りの大人たちが仕掛けたことなのか、
私には分かりません。
ただ、この会見を見た当事者以外の誰もが
「おいおい…」
と思ったのは間違いないでしょう。
アイドル時代の清純派衣装から一転、
銀色のタイツをはいたそのいでたちに
ただただ笑うしかありませんでした。
歌い方は相変わらず「桃子ちゃん」だし、
いくら黒人がからもうが、所詮はコスプレでした。
「アイ マイミーマーイン マイボーイ♪」
……。
いったいどこへ行くのだろうと、心配しつつも忘れてしまった頃、
女優さんとしてドラマに出てきて、なかなかいい演技をしていたので、
「よかったね」
と大きなお世話ながらも思ったものです。
その後、結婚出産(つらいこともあったけど…)、
奥さまタレントとしての地位を築いています。
でもね、私は結構好きでした。ラ・ムーの曲。いやマジで。
哀愁のカルナバル
河合その子「哀愁のカルナバル」
1987年3/12 OAの第7位。
「おニャン子クラブ」から
いちばん最初にソロデビューしていちばん最初に卒業していった
河合さんの6枚目のシングルですが、
早くも失速してしまいます。
この曲がベストテンに入ったのはこの週のみ。
翌週には13位に下がってしまいました。
なにやら寂しい話になってしまいましたが、
当の河合さんは、思うところあったようで、
しばらくしたのち、自主的にテレビに出なくなってしまいました。
「アーティスト路線」に変更したとか。
90年に全曲自分で作曲したというアルバムを出して、
満足してしまったのか、そのまま引退。
後藤次利氏と結婚されました。
復帰のきざしはなさそうです。
おニャン子の生き残りがゾンビのごとく醜態を晒している姿を見ると、
河合さんはあっさりしていていさぎよかったと思います。
この曲ではそれまで、横にゆれる程度だった振り付けから一転、
激しめの振り付けで少し驚きました。
脚を広げ、腕を振り回してます。
星空のディスタンス
アルフィー「星空のディスタンス」
1984年 3/8 OAの第2位。
TBS系ドラマ「無邪気な関係」主題歌。
昔からドラマはあまり見ないので、知らないのですが、
鶴見辰吾が出ていたようです。
「メリーアン」でやっとのことでブレイクしたアルフィー。
次の曲もしっかりランクインして、安定してきました。
熱烈なファンのことを「アル中」と呼ぶとか雑誌に書いてあったのですが、
実際のところはいかがなものだったのでしょうか。
この曲は「メリーアン」と同様、
桜井氏がメインボーカルを務めています。
力強い声が印象的です。
個人的な思い出ですが、
当時小学校で放送委員だった私はこの曲を
校内放送で流しました。
ですが、何かとアイドル好きな生徒たちには不評でした。
ちょっと悲しい思い出ですね。
ベストテンでは星型のタンスが贈呈されていました。
それを見たせいか、私の脳内では、
「星空のディス、箪笥」
と、妙なイントネーションでこの曲名がインプットされています。